富山県の健康保険料全国2位に (目を奪われないように)
病気や怪我をして、医者にかかった時強い味方となる健康保険。
健康保険に加入することにより、実際に使った医療費の7割は健康保険から出され、残りの3割のみを自己負担することになります。
2月3日の日本経済新聞によると、その健康保険を運営する協会けんぽの富山県の保険料が、全国で2番目に低い9.61%になったそうです。(県ごとに両立が異なる)
ご存知の通り、健康保険は、皆さんの給料から天引きされて、組合に収められていますが、両立が決まっていて、その両立が先ほど述べた9.61%となったと言うことです。
ちなみに1位は、お隣の新潟県で2年連続。その保険料は9.50%となっております。
ワーストワンは、これもまた2年連続で佐賀県であり、10.68%となっています。
ちなみに計算方法としては、この両立が個々人ごとに標準報酬月額というものにかけられ、その半分を個人として負担します(もう半分は事業主負担)
ですので
報酬報酬月額×9.61%÷2
が負担額となります。
厚生年金はほぼ倍の両立
いわゆる社会保険料として大きな支払いを占めるもう一つが厚生年金。この率は、18.3%と決められており、これも事業主と折半しますので、9.15%は自己負担分となります。
ですので、社会保険料として毎月15%程度をお給料から毎月修めていることになります。
協会けんぽとは?
ちなみにこの協会けんぽは、主に中小企業に勤めている方とその家族が加入します。
に加入しています。
形を変えた税金
この社会保険料は強制的に徴収されるため、税金と同じです。
税金よりタチが悪いのは、税率は法律で決まりますが、保険料率は、健康保険料については各組合が、厚生年金に関しては厚労省が決めてしまいます。
ちなみに平成16年の厚生年金保険料率は13.58%なので、(現在の両立が決まった)約5%も上がっています。
消費税を8%から10%へ「2%」をあげるときに、「景気を悪くする」、「逆進性が高い」などと大騒ぎされましたが、厚生年金の頃5%近い引き上げは、全く騒がれませんでした。
大騒ぎされることだけに目を奪われてはいけませんね。(最後は年金の話になってしまいました!)
健康保険料は健康から 老人や子供(やっぱり加筆)
本当は、上の章で終わりでしたが、加筆させていただきます。
健康保険料は、受診などによって医療費が病院に支払われる(診療報酬が支払われる)量によって変動します。
よって皆が、
健康になる=病院に行かない、
ことによって
医療費が減る→保険料も下がる
のです。
みんな、健康に留意して
- 喫煙をしない
- 規則的な生活
- バランスの取れた食生活
- 適度な運動
を心掛け、医療費を削減して、所得を増やしましょう!